JavaScriptの条件式を応用した便利な書き方まとめ
生徒
「先生、if文や条件式は基本はわかるんですが、もっと簡単に書ける方法はありますか?」
先生
「ありますよ。JavaScriptでは条件式を工夫すると、短く便利に書ける方法がいくつかあります。今日はその応用テクニックを紹介します。」
生徒
「例えばどんな方法ですか?」
先生
「三項演算子や論理演算子を使った書き方、デフォルト値の設定などです。それぞれ見ていきましょう。」
1. 三項演算子で簡潔に条件分岐
三項演算子とは、条件式を一行で書ける便利な書き方です。書き方は「条件 ? 値1 : 値2」となります。条件がtrueなら値1、falseなら値2を返します。
let score = 75;
let result = score >= 60 ? "合格" : "不合格";
console.log(result);
合格
三項演算子を使うと、短いコードで条件分岐を表現でき、if文を省略できます。
2. 論理演算子で値を決定する
JavaScriptでは論理演算子&&(かつ)や||(または)を使って条件式を簡単に書けます。特に||はデフォルト値を設定するのに便利です。
let userName;
let displayName = userName || "ゲスト";
console.log(displayName);
ゲスト
この書き方は、userNameがnullやundefinedの場合に、"ゲスト"を代わりに表示する便利な方法です。
3. 短絡評価で条件を省略
論理演算子の特性を利用して、if文を使わずに処理を実行することもできます。これを短絡評価(ショートサーキット)と呼びます。
let isLoggedIn = true;
isLoggedIn && console.log("ログイン済みです");
ログイン済みです
条件がtrueのときだけ後ろの処理が実行されます。if文を書かなくても簡潔に表現できます。
4. switch文で複数条件を整理
複数の条件を分ける場合は、switch文も便利です。if文を続けて書くより見やすく整理できます。
let fruit = "リンゴ";
switch(fruit) {
case "リンゴ":
console.log("赤い果物です");
break;
case "バナナ":
console.log("黄色い果物です");
break;
default:
console.log("その他の果物です");
}
赤い果物です
defaultは、どの条件にも合致しない場合の処理です。
5. 条件式を関数にまとめて再利用
条件分岐の処理が何度も出てくる場合、関数にまとめると便利です。コードがすっきりし、再利用もできます。
function checkScore(score) {
return score >= 60 ? "合格" : "不合格";
}
console.log(checkScore(70));
console.log(checkScore(50));
合格
不合格
関数にすることで、条件式のロジックを何度も書かずに済みます。
6. 条件式応用のポイント
- 三項演算子で簡潔に条件を表現
- 論理演算子でデフォルト値や簡単な条件を設定
- 短絡評価で処理を省略して効率化
- switch文で複数条件を整理して可読性向上
- 条件式は関数にまとめて再利用性を高める
これらを活用すると、JavaScriptの条件式をより便利に、読みやすく書くことができます。初心者でも少し慣れれば、コードがスッキリして効率的になります。