カテゴリ: JavaScript 更新日: 2025/11/06

JavaScriptの文字列(String)とは?基本構造と書き方を解説

JavaScriptの文字列(String)とは?基本構造と書き方を解説
JavaScriptの文字列(String)とは?基本構造と書き方を解説

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「先生、JavaScriptで“文字”を扱いたいときはどうすればいいんですか?」

先生

「いい質問ですね。JavaScriptで文字を扱うときは、String(ストリング)というデータ型を使います。日本語でいうと“文字列”のことです。」

生徒

「文字列って、どんなふうに書くんですか?」

先生

「では、JavaScriptの文字列の基本的な書き方から見ていきましょう!」

1. JavaScriptの文字列(String)とは?

1. JavaScriptの文字列(String)とは?
1. JavaScriptの文字列(String)とは?

JavaScriptの「文字列(String)」とは、文字や記号、数字などを「文字」として扱うためのデータ型です。 たとえば、名前やメッセージ、URL、パスワード、商品名など、テキストデータを扱うときに使います。

文字列は、ダブルクォーテーション(")、シングルクォーテーション(')、またはバッククォート(`)で囲んで書きます。


let name1 = "Taro";
let name2 = 'Hanako';
let message = `こんにちは、JavaScript!`;
console.log(name1);
console.log(name2);
console.log(message);

実行結果は次のようになります。


Taro
Hanako
こんにちは、JavaScript!

このように、どのクォーテーションを使っても文字列を作ることができます。ただし、開きと閉じの記号は必ず同じ種類にしましょう。

2. バッククォート(テンプレートリテラル)とは?

2. バッククォート(テンプレートリテラル)とは?
2. バッククォート(テンプレートリテラル)とは?

バッククォート(`)を使うと、文字列の中で改行や変数の埋め込みが簡単にできます。これを「テンプレートリテラル」と呼びます。


let name = "Taro";
let message = `こんにちは、${name}さん!
JavaScriptの世界へようこそ!`;
console.log(message);

実行結果は次のようになります。


こんにちは、Taroさん!
JavaScriptの世界へようこそ!

${ } の中に変数や式を書くと、自動的にその値が文字列に埋め込まれます。複数行の文字列を扱うときにも便利です。

3. 文字列の長さを調べる(lengthプロパティ)

3. 文字列の長さを調べる(lengthプロパティ)
3. 文字列の長さを調べる(lengthプロパティ)

文字列の長さ(文字数)を調べたいときは、lengthプロパティを使います。プロパティとは、データが持つ「情報」のことです。


let text = "JavaScript";
console.log(text.length);

実行結果は次のようになります。


10

「JavaScript」は10文字なので、text.lengthの結果も10になります。 スペースや記号も1文字として数えられることを覚えておきましょう。

4. 文字列を連結する(+演算子)

4. 文字列を連結する(+演算子)
4. 文字列を連結する(+演算子)

文字列同士をつなげたいときは、+演算子を使います。これを「文字列の連結」といいます。


let firstName = "Taro";
let lastName = "Yamada";
let fullName = firstName + " " + lastName;
console.log(fullName);

実行結果は次のようになります。


Taro Yamada

このように、文字列と文字列の間にスペースを入れたい場合は、" "のように半角スペースを文字列として足します。 また、テンプレートリテラルを使うと次のようにも書けます。


let fullName2 = `${firstName} ${lastName}`;
console.log(fullName2);

5. 文字列内の文字を取り出す

5. 文字列内の文字を取り出す
5. 文字列内の文字を取り出す

文字列の中の一文字を取り出すには、インデックスを使います。インデックスとは、文字の順番を表す番号のことで、最初の文字は「0番」から始まります。


let word = "Hello";
console.log(word[0]); // 最初の文字
console.log(word[1]); // 2番目の文字

実行結果は次のようになります。


H
e

このように、文字列[番号]の形で指定すれば、特定の文字だけを取り出すことができます。

6. 文字列の中で特殊な記号を使う(エスケープシーケンス)

6. 文字列の中で特殊な記号を使う(エスケープシーケンス)
6. 文字列の中で特殊な記号を使う(エスケープシーケンス)

文字列の中にダブルクォーテーションや改行を入れたいときは、「エスケープシーケンス」を使います。 バックスラッシュ(\)を使って、特別な意味を持つ記号を文字として扱います。


let text1 = "He said, \"Hello!\"";
let text2 = "Hello\nWorld!";
console.log(text1);
console.log(text2);

実行結果は次のようになります。


He said, "Hello!"
Hello
World!

\"はダブルクォーテーションを文字として表示し、\nは改行を意味します。文字列をきれいに整えたいときに便利です。

7. 文字列の基本をしっかり覚えよう

7. 文字列の基本をしっかり覚えよう
7. 文字列の基本をしっかり覚えよう

JavaScriptで文字列を扱えるようになると、メッセージの表示、フォームの入力、Webページの動的なテキスト変更など、幅広い操作ができるようになります。 文字列はプログラミングで最もよく使うデータのひとつです。まずは、クォーテーションの種類、長さの調べ方、連結の仕方をしっかり覚えましょう。

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