カテゴリ: JavaScript 更新日: 2025/07/21

JavaScriptのparseInt・parseFloatの使い方と数値への変換テクニック

JavaScriptのparseInt・parseFloatの使い方と数値への変換テクニック
JavaScriptのparseInt・parseFloatの使い方と数値への変換テクニック

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「先生、JavaScriptで文字で書かれた数字を計算に使いたいんですが、うまくできません。どうしたらいいですか?」

先生

「それはparseIntparseFloatという関数を使うと簡単にできますよ。文字列を数字に変換するテクニックです。」

生徒

「parseIntやparseFloatって何ですか?どう使うんですか?」

先生

「それでは、基本からわかりやすく説明していきますね!」

1. parseInt・parseFloatとは?

1. parseInt・parseFloatとは?
1. parseInt・parseFloatとは?

JavaScriptで文字(文字列)として書かれた数字を、実際に計算で使える「数値」に変える関数です。

parseIntは「整数(小数点なしの数字)」に変換し、parseFloatは「小数点を含む数字」に変換します。

2. parseIntの基本的な使い方

2. parseIntの基本的な使い方
2. parseIntの基本的な使い方

parseIntは文字列の中から、先頭の数字だけを読み取って整数に変換します。


console.log(parseInt("123"));     // 123(整数)
console.log(parseInt("123abc"));  // 123(数字だけ読み取る)
console.log(parseInt("abc123"));  // NaN(数字が先頭にないので変換できない)

文字列の先頭に数字があると、その部分だけ数字として取り出します。数字が先頭にない場合はNaN(Not a Numberの略で「数字じゃない」という意味)になります。

3. parseFloatの基本的な使い方

3. parseFloatの基本的な使い方
3. parseFloatの基本的な使い方

parseFloatは小数点も含めて数字を取り出します。たとえば小数の計算をしたい時に便利です。


console.log(parseFloat("3.14"));       // 3.14(小数点ありの数字)
console.log(parseFloat("3.14abc"));    // 3.14(数字だけ読み取る)
console.log(parseFloat("abc3.14"));    // NaN(先頭に数字がないので変換できない)

4. なぜparseIntやparseFloatを使うの?

4. なぜparseIntやparseFloatを使うの?
4. なぜparseIntやparseFloatを使うの?

ブラウザで入力フォームなどから受け取った値は「文字列」として扱われます。そのままだと計算ができません。

たとえば、"10""20"を足すと「1020」という文字のつながりになってしまいます。


console.log("10" + "20");   // "1020"(文字列の結合)

そこで、parseIntparseFloatで文字列を数字に変換すると、正しく足し算できます。


console.log(parseInt("10") + parseInt("20"));   // 30(数字の足し算)

5. parseIntの基数(進数)指定について

5. parseIntの基数(進数)指定について
5. parseIntの基数(進数)指定について

parseIntは、数字が何進法かを指定することができます。たとえば2進数(0と1だけの数字)や16進数(0〜9とA〜F)を扱う場合です。


console.log(parseInt("1010", 2));    // 10(2進数の1010は10進数の10)
console.log(parseInt("1A", 16));     // 26(16進数の1Aは10進数の26)

ただし、普段は省略しても10進数(普通の数字)として扱われます。

6. parseInt・parseFloatの注意点

6. parseInt・parseFloatの注意点
6. parseInt・parseFloatの注意点
  • 文字列の途中に数字以外の文字があっても、先頭から数字部分だけ読み取ります。
  • 数字が先頭にない文字列はNaNになります。NaNは計算に使えない特別な値です。
  • parseIntは小数点以下を切り捨てて整数にします。
  • parseFloatは小数点以下もそのまま数字にします。

7. 便利な数値変換テクニック

7. 便利な数値変換テクニック
7. 便利な数値変換テクニック

parseIntやparseFloatの他にも、数値変換の方法はいくつかあります。

  • Number()関数:文字列を数字に変換。小数も整数も変換可能。
  • プラス記号(+):文字列の前に付けると数字に変換する簡単な方法。

// Number関数の例
console.log(Number("123.45"));   // 123.45

// +を使った変換の例
console.log(+"123.45");          // 123.45

ただし、Number()+は文字列全体が数字でないとNaNになるので注意が必要です。


console.log(Number("123abc"));  // NaN
console.log(+"123abc");         // NaN

8. 実用的な使い方の例

8. 実用的な使い方の例
8. 実用的な使い方の例

ユーザーが入力した値を計算に使う場合は、parseIntparseFloatで変換してから計算すると安全です。


let input = "50.5";             // ユーザーの入力(文字列)
let price = parseFloat(input);  // 小数に変換
let quantity = 3;
let total = price * quantity;   // 正しい計算になる
console.log(total);             // 151.5
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