TypeScriptでlet・constの違いを理解して使い分けよう!初心者向け完全解説
生徒
「TypeScriptで変数を作るときに、letとconstってありますよね。どっちを使えばいいんですか?」
先生
「どちらも変数を作るための書き方ですが、役割と使いどころが違います。」
生徒
「名前が似ているので、違いがよく分かりません…」
先生
「では、TypeScriptとES6の考え方も含めて、基礎から順番に見ていきましょう。」
1. TypeScriptで使う変数とは?
TypeScriptでいう変数とは、数値や文字などのデータを一時的に入れておく箱のようなものです。 プログラムでは「年齢」「名前」「合計金額」など、後で使いたい情報を変数に保存します。 パソコンに触ったことがない人でも、メモ帳に数字を書いておくイメージをすると分かりやすいでしょう。
TypeScriptはJavaScriptを元に作られており、ES6(新しいJavaScriptのルール)で登場した
let と const を使って変数を定義します。
これらは、昔使われていた var よりも安全で、初心者にも理解しやすい仕組みです。
2. letとは?値を変更できる変数
let は、後から中身を変更できる変数を作るときに使います。
例えば、ゲームのスコアや、入力フォームの合計金額のように、
時間がたつと値が変わるものに向いています。
let score = 10;
score = 20;
console.log(score);
上の例では、最初に10を入れたあとで、20に書き換えています。 このように「あとで変更する予定がある箱」にはletを使います。
20
3. constとは?値を固定する変数
const は、一度入れた値を変更できない変数です。
「定数(ていすう)」とも呼ばれ、ずっと同じ値を使いたいときに使います。
例えば、消費税率や、サービス名などが分かりやすい例です。
const taxRate = 0.1;
console.log(taxRate);
もし const で作った変数に別の値を入れようとすると、TypeScriptがエラーを教えてくれます。 これは「間違いを早めに気づかせてくれる」便利な仕組みです。
0.1
4. letとconstの違いを生活に例える
letとconstの違いを、生活の例で考えてみましょう。 letは「今日の予定を書いたメモ」のようなものです。 予定が変われば、あとから書き直します。
一方、constは「生年月日」のようなものです。 一度決まったら変わることはありません。 このように「変わるか、変わらないか」で使い分けるのが基本です。
5. TypeScriptではconstを優先する理由
TypeScriptやES6では、基本的にconstを先に使うことが推奨されています。 なぜなら、値が変わらないと分かっている方が、プログラムが読みやすくなり、 思わぬミスも減らせるからです。
「後から変更しない」と判断できるものはconst、 「途中で変わる可能性がある」ときだけletを使う、 この考え方を覚えておくと、初心者でも安全なTypeScriptコードが書けます。
6. TypeScriptとES6の連携ポイント
letとconstは、ES6で追加されたJavaScriptの新しい書き方です。 TypeScriptはこれらをそのまま使え、さらに型チェックという仕組みで 間違いを事前に見つけやすくしています。
そのため、TypeScriptでletとconstを正しく使い分けることは、 JavaScriptの基礎力アップにもつながります。 プログラミング未経験の人ほど、最初からこのルールに慣れておくことが大切です。