カテゴリ: JavaScript 更新日: 2026/05/22

JavaScriptの数値演算(+ - * / %)の基本を初心者向けに解説

JavaScriptの数値演算(+ - \* / %)の基本を初心者向けに解説
JavaScriptの数値演算(+ - \* / %)の基本を初心者向けに解説

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「先生、JavaScriptで計算をするときってどうやるんですか?電卓みたいなことができるんですか?」

先生

「もちろんできますよ!JavaScriptには数値を計算するための“数値演算子(すうちえんざんし)”があります。たとえば、たし算やひき算などです。」

生徒

「なるほど。電卓で使う記号みたいなものなんですね!」

先生

「そのとおり!では、JavaScriptでよく使う演算子の使い方を順番に見ていきましょう。」

1. 数値演算とは?

1. 数値演算とは?
1. 数値演算とは?

JavaScript(ジャバスクリプト)では、数値を使って計算を行うことができます。計算に使う記号のことを演算子(えんざんし)と呼びます。演算子を使えば、足し算・引き算・掛け算・割り算・余りなどを自由に計算できます。

たとえば、「りんごが3個あって、2個追加したら全部で何個?」というような問題も、プログラムで簡単に計算できるのです。

2. 足し算(+)

2. 足し算(+)
2. 足し算(+)

「+」は、2つの数を足すための演算子です。


let a = 5;
let b = 3;
let sum = a + b;
console.log(sum);

8

この例では、5と3を足して8になります。+は、もっともよく使う演算子です。なお、+は文字列(もじれつ)をつなげるときにも使われますが、それは別の記事で説明します。

3. 引き算(-)

3. 引き算(-)
3. 引き算(-)

「−」は、数を引くための演算子です。


let x = 10;
let y = 4;
let result = x - y;
console.log(result);

6

10から4を引くので、結果は6になります。計算の流れは紙の計算と同じです。

4. 掛け算(*)

4. 掛け算(*)
4. 掛け算(*)

「*」(アスタリスク)は、掛け算の演算子です。


let num1 = 7;
let num2 = 2;
let product = num1 * num2;
console.log(product);

14

「×」ではなく「*」を使うのがJavaScriptの書き方です。パソコンのキーボードでは「Shift + 8」で入力できます。

5. 割り算(/)

5. 割り算(/)
5. 割り算(/)

「/」(スラッシュ)は、割り算の演算子です。


let total = 20;
let count = 4;
let avg = total / count;
console.log(avg);

5

20 ÷ 4 の結果として 5 が表示されます。もし割り切れない場合は、小数点を含んだ結果が表示されます。


console.log(7 / 2);

3.5

JavaScriptでは整数も小数も同じ「Number型」として扱われるため、小数点を使った計算も自然にできます。

6. 余りを求める(%)

6. 余りを求める(%)
6. 余りを求める(%)

「%」(パーセント記号)は、割り算の余りを求める演算子です。

たとえば「10 ÷ 3」は、3が3回入って余りが1になります。その“余り”を求めるのが%です。


let m = 10;
let n = 3;
let remainder = m % n;
console.log(remainder);

1

この演算は、「2で割り切れるかどうか」を調べたいときなどにもよく使われます。たとえば、偶数・奇数の判定です。


let number = 7;
if (number % 2 === 0) {
  console.log("偶数です");
} else {
  console.log("奇数です");
}

奇数です

このように%を使うと、条件分岐にも活用できます。

7. 計算の優先順位(演算の順番)

7. 計算の優先順位(演算の順番)
7. 計算の優先順位(演算の順番)

JavaScriptでは、計算の順番にルールがあります。数学と同じように、掛け算や割り算は足し算・引き算よりも先に計算されます。


let result = 2 + 3 * 4;
console.log(result);

14

上の例では、先に「3 × 4」が計算されて12、そのあとに「2 + 12」で14になります。

もし「2 + 3」を先に計算したい場合は、かっこ( )を使って順番を変えます。


let result2 = (2 + 3) * 4;
console.log(result2);

20

かっこをつけることで、「2 + 3」が先に計算され、結果は20になります。かっこを使うと意図した通りの計算ができます。

8. マイナスの数(負の数)を使う

8. マイナスの数(負の数)を使う
8. マイナスの数(負の数)を使う

JavaScriptでは、マイナスの数もそのまま書けます。たとえば、「−5」や「−10」のように、数字の前にマイナス記号をつけるだけです。


let negative = -5;
let positive = 10;
console.log(negative + positive);

5

負の数も普通の数と同じように計算できます。これもNumber型として扱われます。

9. 複雑な計算をまとめて書く

9. 複雑な計算をまとめて書く
9. 複雑な計算をまとめて書く

JavaScriptでは、複数の演算を1行で書くこともできます。たとえば、商品の価格と個数、税率をまとめて計算できます。


let price = 100;
let quantity = 3;
let tax = 0.1;
let total = price * quantity * (1 + tax);
console.log(total);

330

このように、「掛け算」「足し算」「かっこ」を組み合わせれば、日常的な計算もすぐにプログラムにできます。

10. まとめ:数値演算をマスターすればプログラムが動き出す

10. まとめ:数値演算をマスターすればプログラムが動き出す
10. まとめ:数値演算をマスターすればプログラムが動き出す

JavaScriptの数値演算は、プログラミングの最初のステップとしてとても大切です。足し算・引き算・掛け算・割り算・余り、この5つを理解すれば、ほとんどの基本的な計算ができます。

今後、条件分岐やループ処理などを学ぶときにも、この数値演算の考え方が何度も登場します。しっかりと覚えておきましょう。

この記事を読んだ人からの質問

この記事を読んだ人からの質問
この記事を読んだ人からの質問

プログラミング初心者からのよくある疑問/質問を解決します

C++のプログラミングでよく見かけるstdとは一体どのような意味を持つ言葉なのでしょうか?初心者にもわかりやすく教えてください。

C++のプログラムで頻繁に登場するstdという記述は、スタンダードの略称であり、標準名前空間と呼ばれる特別な入れ物を指しています。C++には言語側で最初から用意されている便利な標準機能がたくさんありますが、それらの機能が「std」という名前のグループの中にまとめられているのです。例えば、画面に文字を出力するための機能や改行を行うための機能なども、このstdという名前空間の中に所属しています。初心者のうちは、C++の標準的な道具箱にアクセスするための合言葉のようなものだと考えると理解しやすいでしょう。
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