カテゴリ: JavaScript 更新日: 2025/10/02

JavaScriptのfor...of文で配列をループする方法|初心者でもわかる基本から解説

JavaScriptのfor...of文で配列をループする方法
JavaScriptのfor...of文で配列をループする方法

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「JavaScriptで、配列の中のデータを1つずつ取り出すにはどうすればいいですか?」

先生

「JavaScriptでは、for...of文という書き方を使うと、配列の中身を1つずつ取り出すことができますよ。」

生徒

「それって、難しいですか?初めてでも使えますか?」

先生

「とても簡単なので、プログラミングが初めての人でもすぐに理解できますよ。一緒に基本から見ていきましょう!」

1. for...of文とは?

1. for...of文とは?
1. for...of文とは?

JavaScript(ジャバスクリプト)におけるfor...of文とは、配列の中に入っている値を1つずつ取り出して処理するための文(=決まった書き方)です。

「配列(はいれつ)」とは、データを順番に並べた箱のようなものです。たとえば、「りんご」「みかん」「バナナ」といった果物を並べたものが配列になります。

2. 配列とは何か?初心者向けに簡単に説明

2. 配列とは何か?初心者向けに簡単に説明
2. 配列とは何か?初心者向けに簡単に説明

配列とは、複数の値を1つにまとめたものです。たとえば、以下のように書きます。


const fruits = ["りんご", "みかん", "バナナ"];

この例では、fruitsという名前の配列に、3つの果物の名前が入っています。

3. for...of文の基本的な書き方

3. for...of文の基本的な書き方
3. for...of文の基本的な書き方

for...of文の基本的な使い方は、次のようになります。


for (let item of 配列名) {
  // itemを使った処理
}

let itemの部分には、配列から1つずつ取り出した値が入ります。ofの右側に書くのが対象となる配列です。

4. 具体的な例:果物を1つずつ表示する

4. 具体的な例:果物を1つずつ表示する
4. 具体的な例:果物を1つずつ表示する

それでは、実際に配列の中身を1つずつ取り出して表示してみましょう。


const fruits = ["りんご", "みかん", "バナナ"];
for (let fruit of fruits) {
  console.log(fruit);
}

りんご
みかん
バナナ

このように、配列fruitsの中の値が、1つずつ取り出されてfruitに入り、それをconsole.log()で表示しています。

5. 「for...of」と「for」や「for...in」との違い

5. 「for...of」と「for」や「for...in」との違い
5. 「for...of」と「for」や「for...in」との違い

JavaScriptにはいくつかループ(繰り返し)の書き方がありますが、for...ofは配列の中の「値」を1つずつ取り出すのに適しています。

簡単に違いをまとめると:

  • for文 → インデックス(番号)を使って1つずつ処理
  • for...in文 → 配列の番号(キー)を1つずつ取り出す
  • for...of文 → 配列の「値」そのものを取り出す

初心者には、配列の「中身」を扱うだけならfor...ofがもっとも簡単です。

6. よくある間違いと注意点

6. よくある間違いと注意点
6. よくある間違いと注意点

以下のような間違いには注意しましょう。

  • 配列ではなく、オブジェクトに対してfor...ofを使うとエラーになります
  • for...ofの後ろには「of」があることを忘れない(「in」と間違えやすい)

配列に対してだけ使える書き方だと覚えておくと良いでしょう。

7. 配列に番号(インデックス)を一緒に使いたいとき

7. 配列に番号(インデックス)を一緒に使いたいとき
7. 配列に番号(インデックス)を一緒に使いたいとき

for...of文だけでは、何番目かの番号(インデックス)を直接使うことはできません。でも、entries()という機能を使えば、番号と値を両方取り出せます。


const fruits = ["りんご", "みかん", "バナナ"];
for (let [index, fruit] of fruits.entries()) {
  console.log(index + "番目:" + fruit);
}

0番目:りんご
1番目:みかん
2番目:バナナ

このようにすると、何番目の果物かも一緒にわかるようになります。

8. どんな場面でfor...of文を使うと便利?

8. どんな場面でfor...of文を使うと便利?
8. どんな場面でfor...of文を使うと便利?

for...of文は、次のような場面でよく使われます:

  • 複数の項目を順番に処理したいとき(買い物リストなど)
  • 順番にメッセージを表示したいとき
  • ボタンやチェックボックスの一覧を操作したいとき

とてもシンプルな書き方なので、初心者が最初に覚えるループとして最適です。

9. for...of文は配列だけに使える

9. for...of文は配列だけに使える
9. for...of文は配列だけに使える

for...of文は、基本的には「配列」に対して使うための構文です。配列以外の「オブジェクト」などには使えないので注意が必要です。

間違えてオブジェクトに使おうとすると、次のようなエラーが出てしまいます。


const person = { name: "太郎", age: 30 };
for (let value of person) {
  console.log(value);
}
// → エラー:person is not iterable

このようなエラーが出たときは、「配列かどうか」を確認してみましょう。

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