JavaScriptの演算子一覧と使い方!算術・比較・論理演算子の基本を解説
生徒
「JavaScriptで数字の計算をしたり、条件をチェックする方法ってありますか?」
先生
「ありますよ。そういうときには『演算子(えんざんし)』という記号を使います。計算したり、比べたりするための記号のことです。」
生徒
「記号って、たとえば足し算とかですか?」
先生
「そうです。たとえば+は足し算、===は同じかどうかのチェックなどですね。それでは詳しく見ていきましょう!」
1. 演算子とは?JavaScriptにおける基本の記号
演算子とは、JavaScriptで計算や比較、条件チェックなどを行うときに使う「記号(きごう)」のことです。初心者がよく使う演算子は主に3種類あります。
- 算術演算子(さんじゅつえんざんし)
- 比較演算子(ひかくえんざんし)
- 論理演算子(ろんりえんざんし)
2. 算術演算子の使い方(たし算・ひき算・かけ算)
算術演算子は、数と数を計算するための記号です。代表的なものを一覧で紹介します。
+:足し算-:引き算*:掛け算/:割り算%:割ったあまり(モジュロ)
let a = 10;
let b = 3;
console.log(a + b); // 13
console.log(a - b); // 7
console.log(a * b); // 30
console.log(a / b); // 3.333...
console.log(a % b); // 1
特に%は「あまり」を求める演算子で、偶数か奇数かを調べたいときなどに使われます。
3. 比較演算子の基本と使い方
比較演算子は、2つの値を比べるときに使います。「同じか」「大きいか」「小さいか」などをチェックできます。
===:同じ(値も型も)!==:違う(値か型が違う)>:大きい<:小さい>=:以上<=:以下
let score = 85;
console.log(score === 85); // true
console.log(score !== 100); // true
console.log(score > 90); // false
console.log(score < 90); // true
===は「イコールが3つ」なので間違えやすいですが、JavaScriptでは「値と型の両方が同じかどうか」を比べます。
4. 論理演算子とは?複数の条件をまとめる方法
論理演算子は、「条件を複数まとめてチェックしたいとき」に使う演算子です。主に次の3つがあります。
&&(アンド):両方の条件が正しいときだけtrue||(オア):どちらかが正しければtrue!(ノット):反対の意味にする
let age = 20;
let isStudent = true;
console.log(age >= 18 && isStudent); // true
console.log(age < 18 || isStudent); // true
console.log(!isStudent); // false
&&は「〜かつ」、||は「〜または」、!は「〜でない」と覚えておくと分かりやすいです。
5. 実際に組み合わせて使ってみよう
演算子は単体だけでなく、複数を組み合わせて使うこともできます。たとえば、「スコアが80点以上かつ学生であるかどうか」を調べたい場合はこう書きます。
let score = 85;
let isStudent = true;
if (score >= 80 && isStudent) {
console.log("合格です!");
}
このように、演算子を上手に使うことで、複雑な条件をプログラムで表現できるようになります。
6. 演算子を使うときの注意点
JavaScriptの演算子を使うときに初心者がつまずきやすいポイントを紹介します。
=(代入)と==や===(比較)を間違えない===は値と型の両方を比較するので厳密&&や||の順番に注意する
次のようなミスに注意しましょう。
let a = 5;
if (a = 10) { // これは代入になってしまう(比較ではない)
console.log("これは間違いです!");
}
比較をしたいときは===を使うようにしましょう。
まとめ
JavaScriptの演算子を通して理解できたこと
ここまでの記事では、JavaScriptにおける演算子の基本から実践的な使い方までを段階的に学んできました。 演算子とは単なる記号ではなく、プログラムの中で計算や判断、条件分岐を行うための重要な役割を担っています。 特にJavaScriptでは、算術演算子・比較演算子・論理演算子を正しく理解することで、数値計算だけでなく、 条件判定や分岐処理を柔軟に記述できるようになります。
算術演算子では、足し算や引き算、掛け算、割り算といった基本的な計算処理を学びました。 これらはJavaScriptの基礎中の基礎であり、変数と組み合わせることで動的な計算が可能になります。 また、割った余りを求める演算子は、偶数や奇数の判定、繰り返し処理の制御など、実務でもよく使われる重要な要素です。
比較演算子では、値が同じかどうか、大きいか小さいかといった条件チェックの方法を理解しました。 特に厳密比較を行う演算子は、JavaScript特有の型の違いによるバグを防ぐためにも欠かせません。 正しい比較演算子を使うことで、意図しない条件分岐を防ぎ、安定したプログラムを書くことができます。
論理演算子は、複数の条件を組み合わせて判定する際に活躍します。 「かつ」「または」「ではない」といった考え方をプログラムに落とし込むことで、 より現実的で実用的な条件分岐が可能になります。 JavaScriptの論理演算子は、if文や条件式と組み合わせることで、読みやすく保守しやすいコードを実現します。
演算子を使ったサンプルプログラムの振り返り
let score = 75;
let isStudent = false;
if (score >= 70 && !isStudent) {
console.log("一般合格です");
} else if (score >= 70 && isStudent) {
console.log("学生合格です");
} else {
console.log("不合格です");
}
このサンプルプログラムでは、比較演算子と論理演算子を組み合わせて条件分岐を行っています。 点数という数値と、学生かどうかという状態を同時に判定することで、 実際の業務システムや学習アプリなどでも使える考え方を身につけることができます。 演算子を正しく組み合わせることで、複雑な条件もシンプルに表現できる点がJavaScriptの強みです。
生徒
「JavaScriptの演算子って、最初は記号が多くて難しそうに感じていましたが、 算術演算子や比較演算子、論理演算子を一つずつ見ていくと、意外と身近な考え方なんですね」
先生
「そうですね。演算子は人が普段行っている計算や判断を、そのままプログラムに置き換えたものなんです。 だから意味を理解すると、コードの流れも自然に読めるようになりますよ」
生徒
「特に比較演算子と論理演算子を組み合わせることで、条件分岐がとても分かりやすくなりました。 if文の中で何を判断しているのかが見える感じがします」
先生
「その感覚はとても大切です。JavaScriptの演算子を正しく使えるようになると、 プログラムの意図を他の人にも伝えやすくなりますし、バグも減らせます」
生徒
「これからは、条件を書くときに演算子の意味を意識しながらコードを書いてみます。 JavaScriptの基礎が少しずつ身についてきた気がします」
先生
「その調子です。演算子はJavaScriptの土台となる知識なので、 繰り返し使いながら自然に理解を深めていきましょう」