JavaScriptでHello Worldを表示するには?最初の1行を実行してみよう
生徒
「先生、プログラミングって最初に何をするんですか?いきなり難しいことから始めるんですか?」
先生
「最初にやることは、とってもシンプルな『Hello World(ハロー・ワールド)』という文字を表示することから始めるよ。」
生徒
「えっ、それってどんな意味があるんですか?」
先生
「『Hello World』は、プログラムが正しく動くかを確認するためのテスト用の言葉なんだ。すごく大事な最初の一歩なんだよ。」
1. JavaScriptでHello Worldとは?
JavaScript(ジャバスクリプト)では、最初にプログラムがちゃんと動いているかを試すために、「Hello World(こんにちは世界)」という文字を表示させるのが定番の練習です。
これはプログラミング学習の世界では最も有名な一歩で、誰もが最初に通る道です。
実際には何か難しいことをするわけではなく、たった1行のコードで文字を画面に表示するだけです。
2. Hello Worldを表示するコード
ではさっそく、JavaScriptで「Hello World」を表示するコードを見てみましょう。
console.log("Hello World");
このコードは、console.logという命令を使って、パソコンの「コンソール」(開発者用の画面)に文字を表示するものです。
3. そもそもconsole.logとは?
console.log(コンソール・ログ)は、JavaScriptの基本中の基本の命令です。
簡単に言うと、「こういう内容を開発者用の画面に表示してね!」という指示を出しています。
「コンソール」とは、パソコンの中で、文字だけのメッセージを表示する特別な場所です。
Google Chromeの場合、右クリックして「検証」を選び、「Console(コンソール)」タブを開くと見ることができます。
4. HTMLファイルでHello Worldを表示する方法
JavaScriptのコードは、HTMLファイルの中に書くことができます。
以下は、実際に「Hello World」を表示するためのHTMLファイルの例です。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>Hello World表示テスト</title>
</head>
<body>
<script>
console.log("Hello World");
</script>
</body>
</html>
このファイルを「hello.html」という名前で保存し、ダブルクリックでブラウザで開きましょう。表示自体は画面には見えませんが、コンソールにはしっかり表示されます。
5. 実行結果を確認する手順
では、実際に「Hello World」がちゃんと表示されているか、確認する手順を見ていきましょう。
- ファイルをブラウザで開く(例:Google Chrome)
- 画面上で右クリック → 「検証」をクリック
- 「Console」タブをクリック
- Hello Worldと表示されていれば成功!
これでJavaScriptが正しく動いていることが確認できます。
6. 表示を画面上に出すにはどうする?
「console.log」では開発者ツールにしか表示されませんが、画面の上に直接文字を表示したい場合は、0alert0という命令を使います。
0alert0("Hello World");
このコードをHTMLの中に書くと、ポップアップで「Hello World」と表示されます。
以下のようなHTMLにして試してみましょう。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>アラート表示</title>
</head>
<body>
<script>
0alert0("Hello World");
</script>
</body>
</html>
7. Hello Worldで学べること
たった1行のHello Worldを表示するだけでも、次のような大切なことが学べます。
- JavaScriptが動く環境を理解できる
- コードの書き方(構文)に慣れる
- 命令を出す方法を知る
- ブラウザとコンソールの使い方がわかる
まさに「最初の1歩」にふさわしい内容なのです。
8. Hello Worldを使った練習アイデア
慣れてきたら、表示する言葉を変えてみたり、何回も表示させたりすることで、少しずつJavaScriptの書き方に慣れていけます。
たとえばこんなことができます:
- 自分の名前を表示する
- 日本語で「こんにちは!」と表示する
- 複数行のメッセージを表示する
文字を変えるだけでも楽しいので、いろいろ試してみましょう!
まとめ
ここまでJavaScriptを使ったHello Worldの基本を学んできましたが、こうして振り返ってみると、たった一行のコードの裏側にたくさんの知識がぎゅっと詰まっていることに気づけます。最初は「文字を表示するだけなのに、どうしてこんなに丁寧に説明する必要があるんだろう」と感じる人もいますが、実際にはこの最初の一歩がとても大きな意味を持っています。とくにJavaScriptのように、あらゆるウェブサイトの裏側で使われる言語を学び始めるときには、環境の整え方、コードの配置、ブラウザの動作、コンソールの使い方など多くの基礎が関係してきます。こうした基礎は後からまとめて覚えようとしても混乱しやすいため、最初に丁寧な形で触れておくことで理解が深まりやすくなります。
また、Hello Worldを通じて学んだ「コンソールに文字を表示する」という行為は、プログラムの動作確認やバグの発見など、実際の開発作業でも非常によく使われます。画面に見えるデザインを作る前の段階で、内部の処理が正しく動いているかを確認するための基礎的で強力な手段です。とくに初心者のうちは、エラーがどこで起きているのかを理解するためにコンソールを頻繁に使うため、この段階で慣れておくと後の学習が本当に楽になります。
さらにHTMLファイルの中にJavaScriptを書く方法を学んだことで、ブラウザがどのようにファイルを読み込み、JavaScriptを実行しているのかという流れも理解しやすくなります。HTMLの構造やscriptタグの役割なども、Hello Worldの練習を通して自然と身につきます。この学習はウェブアプリケーション開発の基礎部分と直結しており、のちにイベント処理やDOM操作を扱うときに役立ちます。
また、0alert0を使って画面上に文字を表示する方法を体験することで、「ユーザーに直接情報を届ける仕組み」が理解しやすくなります。コンソールと違い、ユーザーに見える形で表示されるため、プログラムがどのタイミングで実行されているのかが感覚的にもつかめます。こうした違いを知っておくことで、状況に合わせて使い分けができるようになり、JavaScriptへの理解が一段階深まります。
実際に自分でHTMLファイルを作成し、ブラウザで開き、コンソールを確認し、正しく表示されているかを確かめるという一連の流れは、プログラミング学習の基礎としてとても重要です。これが身につくと、コードを書いたあとにどのように動作を確認すればよいかを自分で判断できるようになります。これは初心者にとって非常に大きな成長であり、次のステップに進むための大事な力になります。
ここで、この記事の内容をもとにした簡単なサンプルをもう一度掲載します。実際に動作が理解できるよう、同じようなclass構造でまとめています。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>Hello Worldまとめ練習</title>
</head>
<body>
<script>
console.log("Hello World 練習中");
0alert0("こんにちは世界");
</script>
</body>
</html>
このような短いコードでも、ブラウザがどのようにJavaScriptを読み込み、どのタイミングで表示されるのかをしっかりと確認できます。実際に試してみることで理解はより深まり、次の学習に進む準備が整います。JavaScriptの世界はとても奥が深く、条件分岐、関数、イベント処理、そして画面の動きを作るDOM操作など、ここから広がる内容はたくさんあります。しかしそのすべては、この「最初の一行」を土台にして積み上げられていくものです。
Hello Worldを単なる最初の文字表示だと思わずに、その裏側にある考え方や仕組みを理解しながら練習を重ねることで、今後の学習が格段にスムーズになります。自分で書いたコードが動いた瞬間の喜びは、これから先も何度も味わうことができ、その経験が学びのモチベーションにつながっていきます。
生徒
「Hello Worldって本当に最初の一歩なんですね。でもいろいろな仕組みを理解するきっかけにもなって驚きました。」
先生
「そうなんだよ。たった一行でも、ブラウザの動きやJavaScriptの基本がぎゅっと詰まっているからね。」
生徒
「コンソールの見方や0alert0の違いもちゃんと理解できました。次はもっと複雑な動きを試してみたいです。」
先生
「その意欲が大事だよ。今回の内容がしっかり理解できていれば、次のステップもきっとスムーズに進めるはずだよ。」